2024年10月17日

千葉県流山市 道路新設予定地の支障木伐採

令和6年10月15~17日実施

東京都内の建設会社様より、千葉県流山市内で道路新設工事が予定されている現私有地内の支障木伐採の依頼がありました。

地元や現地周辺で伐採業者を手配できないとのことで、当社の営業エリア外ということを承知の上でご相談をいただいていました。

当社の営業エリアと非対応エリアとの境付近ではなく、大幅に離れた地域での作業ということもあって非常に厳しい条件を提示の上、それら全て承諾をいただけることで当社で伐採を請けることになりました。

条件はまず当社へ必ず発注することを確約していただいた上で現地調査実施及び概算見積の提出から始まり、現場での就業時間の指定(9:00~15:00)をしました。

また、雨天での作業中止中断や渋滞での始業時間遅延による工期延長は全て元請側の負担、クレーンは当社指定会社及び遠方回送費等実費の請求、出張費高速道路代等の車両費や遠方手当等でも大幅割増請求となりました。

最終的には掛かった費用は全て実費請求(=掛かり勘定)、当社営業エリア内の1日あたりの基本作業料と比べて今回は約1.7倍の金額を了承いただきました。

近隣挨拶や枝葉処分等の当社以外でもできる作業は請けないことも条件とし、作業面や金額面で以上全ての条件をクリアしていただきました。

伐採木は目通り265㎝、245㎝、225㎝のケヤキ大径木3本、カシ等中径木7本、その他小径木等含め総数30本以上の伐採で、当社は中径木以上の伐採木を担当することになっていました。

伐採地は塚となっており、道路予定地内と道路構造物の支障となる塚の北側全面が伐採対象で、10月末日工期で9月末に現地調査を実施し、当社の予定等を合わせた結果15~17日の3日間で実施することになりました。

当初は元請側で施工予定の小径木伐採を実施しておらず、当社で伐採することになったことでクレーン搬入が遅れ、1日工期延長の可能性も了承の上で着工しました。

伐採には20tクレーンを搬入し、中径木以上の伐採木は全て吊り伐りでの伐採、小径木等は伐倒や刈り取りで除去しました。

15日は小径木伐採とカシ、ムク、ケヤキ中径木4本、目通り225㎝ケヤキの伐採を完了し、伐採材は当日中に搬出しました。

16日は目通り245㎝と265㎝のケヤキ2本を伐採し、伐採材は可能な範囲を積み込んで搬出しました。

17日は残りのカシ中径木3本を伐採し、昨日残った伐採材とともに積み込んで午前中で所定作業を終了し、午後一番でクレーンの搬出や原状復帰作業を実施して全作業を終了しました。

今回請負った条件にて当現場でさらに反対側で3日程度の追加作業や吉川市での別作業も打診されており、仕切り直して後日実施する方向で双方調整となりました。

伐採木

クレーン搬入

目通り225㎝ケヤキ元伐り(15日)

目通り225㎝ケヤキ伐採材搬出(15日)

目通り265㎝ケヤキ枝吊り伐り(16日)

目通り245㎝ケヤキ元伐り(16日)

目通り265㎝ケヤキ元伐り(16日)

目通り245㎝ケヤキ伐採材搬出(16日)

目通り265㎝ケヤキ伐採材搬出(16日)

施工後