平成28年3月29日実施
ふじみ野市でのケヤキ買取伐採の続き記事です。
当社に代わって26、27日に空師さんがクレーンを搬入してケヤキ3本、イチョウ1本、サワラ1本、ムクノキ2本の伐採をしました。
この伐採により、荷下ろしスペースが25日と比べて大きく広がってケヤキの枝下ろし作業が早くなりました。本日も25日同様に25tクレーンと27m高所作業車を搬入しました。
まずはムクノキの枝を取り払い、胴木を丸吊りして伐倒しました。その後、ケヤキは1時間かからず枝を全て取り払い、枝下ろし開始から1時間半で伐倒~造材までを終わらせました。
このケヤキも道路際の柵のすぐ脇にあって、ガイドバーの長いチェーンソーが使用できないため63cmのバーを装備した中型機で元伐りを行いました。
元腐りが懸念されていましたが、このケヤキは無傷で白太が少なく、材質の良いものが採れました。予想通り、材の大きさに対して年数の経った古い木でした。
一面の節(枝)が大きなマイナスポイントですが、幸いなことに幹は真っ直ぐであったので7mに造材して搬出しました。
元木の腐っている木が異常に多いので依頼人様に家畜の存在を聞いたところ、やはりクレーンが据わっていた位置に牛が飼われていたそうです。
樹種にもよりますが、家畜の排泄物を含む土壌にある樹木は幹に空洞(幹内部の腐り)ができやすいという大きな傾向があります。
伐採が終わり、依頼人様は不安要素が取り除かれたことで安心しておりました。これで何時台風が来ても枝が落ちることはありません。